研究員Fの手記

そんなに実用的なことは書いてません

ある会社のことがめっちゃ嫌いになった話

こんにちは。私はファズといいますが、この際名前は関係ありません。ちょっとカードとかと関係ない話を、1人のアルバイトとしてここにお話させていただきます。ちょっと愚痴のようなものです。

 

タイトルにある嫌いになった企業、まあA社としましょうか。おそらく聞いたことない、という人は稀有で、この企業の製品を使ってる方も多いでしょう。というくらい有名な企業です。僕も使っています。

 

数年前にある製品が社会現象レベルで話題になり、そのシリーズが新作として発表され続けています。僕が使っているのは7作目?にあたるもので、最近新しいものが発売されました。

 

この企業の特色は、すべて創始者の素晴らしい発想力とポリシーによるものでした。彼がいなければここまで流行していない、と思えるほどに。

しかし彼は亡くなって、別の方が指揮を執っています。その企業が変わってしまったのはそこからなのか、創始者が指揮を執っていた頃からそうだったのかはわかりません。

 

まず、今僕が使っている7作目の製品について愚痴を申し上げます。勘が良い人はわかってしまうと思います。

 

・イヤホンジャックの消失

なんで?いいじゃん穴空いてても。スタイリッシュにしたかったのかもしれないけど変なコネクタ使わないとイヤホン挿せないおかげでその部分が死ぬほどスタイリッシュじゃなくなるじゃん。しかもイヤホン挿してたら充電出来なくてまたなんか別のコネクタ買わせようとしてくるじゃん。純正のワイヤレスイヤホンは馬鹿みてえに高いじゃん。だからってBluetooth使うってなると便利ではあるけど音ズレあるから動画快適に見れないしゲームとかもできないじゃん。なんなのお前?

 

以上です。

 

次に、まあこれがメインになるんですが、某家電量販店でバイトをする私が経験して企業Aが嫌いになる元凶となった出来事を書いておきます。

あれは数日前のことです。

 

・型番検索事件

 

型番 ってご存知ですか?

商品を指定するコードのようなもので、家電とかになると商品の指定にめっちゃ重要になります。

短めの英数字の羅列なのですが、

・作った会社

・物によっては容量

・色

などの情報があり、慣れれば型番からどんな商品かがわかるようになります。

特に最後の「色」というのは大体型番の最後にあって、BKなら黒、Wなら白などある程度わかりやすい感じ(頭文字など)で書いてあります。

 

お客様がレジまで持ってこられたのは、A社のある製品で、カラーは白でした。

 

お客様はレジにいた私に商品を渡し、「これと同じやつで暗めの色があれば欲しいんですけど」と仰られました。

ニーズに答えるは当然。私はお任せくださいと意気込んで、レジスターで商品検索を行おうとしました。

 

まずこの商品パッケージにも不満があります。

その商品はまず表面が透明で商品の形・色などがわかるようになっていて、その中央に商品名が書かれています。それ以外の情報は表に書かれていません。確かにパッと見で色とか形とか大きさがわかりますね。

ただ、裏面を見ると「その商品を横から見た図」みたいなのが3つぐらい書いてあり、それが裏面の8割を占めています。レジ打ちに必要な型番やらバーコードなんてものは、隅っこに貼られたちっちゃいシールにちっちゃく記載してあるだけです。

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確かにまあスッキリはしていますが、無意味に小さくまとめられて書かれた商品情報のせいで、綺麗な部屋の隅に置いたゴミ箱が汚い感じになっています。

というか型番が小さすぎてわかりにくいし、バーコードも小さすぎてレジで読み込むのが困難です。一番不満なのがそこです。

 

型番がどれやらわからなかったので小さいバーコードをなんとかして読み込み、型番をレジに表示させました。シールの左上にあった英数字の羅列がそうだったみたいです。

 

ここまで私は、「表示される型番のW(白)の部分をBK(黒)とかN(ネイビー)とかに変えたら検索出来て在庫が見られるだろう」と考えていました。しかし、A社はそう甘くはなかったのです。型番を見た私は、こう思いました。

 

「この型番、どこが色を表しているんだ?????」

 

私がまずパッと見で型番を読めなかったのは、それが型番っぽくなかったからです。その英数字の羅列には、Wの文字が見当たりませんでした。

 

一応W以外にも白を表すものは無くはないんですが、思い当たるアルファベットもその型番にはありませんでした。

 

私は困りました。そりゃあ困りました。これは型番の文字を一文字ずつ消していき、片っ端から検索するしかないと。

 

まず最後の文字を消して検索にかけます。出ません。次の文字を消します。出ません。数字を消します。出ません。次も消して、消して…。

 

型番が残り3文字、つまり最初の3文字だけになった時、ついに検索画面に似たような型番がワーッと表示されました。この商品の「白」を指定していたのは、4文字目の「M」だということになります。

 

…M?

 

Mで白ってなんなんでしょうか?Massiro(真っ白)とかそういうのでしょうか?まあ置いておいて。

 

何はともあれ同商品の色違いらしき型番はワーッと出てきたわけで、つまり4文字目が黒とか紺とかを指定してそうなものの在庫を見ればそいつらがあるかどうかわかるだろうと。

 

お気づきでしょうか。ズラーッと並んだ型番を見ても、どれが何色なのかがわからないのです。

 

そもそもMが白を指定しているという意味わからない情報から考えるべきでしたね。まずBが見つかりません。見つかったアルファベットはMとかLとかQとかPとか。何がなんの色を指定しているのか、型番だけではさっぱりわからないのです。

 

私はそのうち流通状況から「在庫がありそうだな」と思われるやつを選んで在庫を確認、しつつ携帯を取り出して型番をGoogleに打ち込み始めました。A社よりGoogleですよね。

 

最初に在庫を確認できたのは薄いピンク色でした。ニーズに添えず申し訳ありません。クソが

 

結果として型番検索→在庫を確認→携帯で検索→色を確認 を繰り返した結果、黒とか紺とかは在庫がありませんでした。あったのは赤やらピンクやらでした。

 

ここまでわりと時間がかかってしまってお客様もうんざりされたのか、それとも結果に辟易したのかやっぱりいいですと帰られました。

 

さて、言いたいことと言うのは

なんでこんなクソみてえな型番にしてんの??????????

とか

バーコードもっとでかく書いとけボケが!!!!!!!!

とかありますが…。

まあ総じて、「作るだけ作っときゃ売れるでしょ、売る店のことなんか知らないよ」とばかりに「販売」という過程を軽視しているのが感じられて気に食わない、と思ったわけです。

 

 

というお話です。

あくまで僕がこう思った、という話なのでみんなもあの会社を嫌いになってね、という意図で書いた訳ではありません。

ただ、僕は早急にあの人造人間みたいな名前のやつに変えようと思います。

 

ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。家電屋で困ったら是非店員にご相談ください。時間はかかってもなんとかしてくれるでしょう。

それでは。